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寄贈品 №71

清語会話案内 下巻

清国語の会話集

発行日:1900(明治33)年11月18日(初版) 発行:青木嵩山堂

西島良爾(1870-1923大阪地方裁判所通訳官・大阪外国語学校講師・清語学会講師) 著

サイズ18.5×12.5(閉じた状態)、177頁

著者・西島良爾氏が、長年教えを乞うた中国の先生たちの講話を集めてつくった清国語会話集です(当館に所蔵されているのは下巻のみ)。

西島氏は、大阪で中国語の通訳として務める傍ら、中国語教育にも力を入れました。自宅を開放して学校を開き、自分の書いた本を教科書として教育活動を行っていたといいます。

この『清語会話案内』もテキストのひとつでした。内容は①単語 ②続散語 ③問答 ④抄話から成っており、抄話以外は日本語訳がついています。

①単語には、地名・国名・軍用語・法律語・商用語といった分野別に語句が並んでいます。

②の続散語は短い文章が連なります。たとえば「近頃私ハ彼等ノ家ニ行テ見マシタガ新ク普請ヲシテ部屋ガマコトニ清潔デシタ…(後略)…」など。

③の問答集は様々な場面において想定される会話が示されています。手紙を人に託す(帯信找人)、値段交渉(貨價不対)などの例が載っています。

①~③には和訳がついているので、元の文章と照らし合わせながら学習することができます。

④は長文のところどころにフリガナが付されているのみであり、かなりレベルが進んだ学習者向け教材として使われていたのではないかと想像されます。



①単語(軍用語)

②続散語

③問答