昭和17年6月5日 第二次渡満記念 煙草の様々
たばこやマッチ包装紙のスクラップブック
1942(昭和17)年 石合利一 30cm×22cm 22頁
石合利一さんは南満州鉄道株式会社に勤めており、この時集めていたたばこやマッチの包装紙を「昭和十七年6月5日 第二次渡満記念 煙草の様々」という表題でスクラップ帳にまとめていました。利一さんはその後現地召集を受けソ連で亡くなってしまいました。
ここに収められた包装紙から、多くの会社が煙草を作って売り出していたことがわかります(満洲煙草株式会社、東亜煙草株式会社、協和煙草株式会社、朝鮮総督府専売局など)。満州はさまざまな民族の入り乱れる巨大な市場のひとつでもありました。英語・ロシア語・中国語で書かれたもの、「五族一心輝ク興亜」「防諜ハ無言テ出切ル御奉公」といった標語を掲げたものも見られ、プロパガンダ的な役割を担っていたことがうかがえます。
