次回 語り部定期講演のお知らせです。
今年度から、語り部定期講演は毎月第2土曜日に開催しています。
体験者のお話が直接聞ける貴重な機会です。ぜひご参加ください。
次回の定期講演は…
9月14日(土) 午後2時~3時30分
語り部 北村 栄美 さん(元大古洞下伊那郷開拓団)
【プロフィール】
○ 生年月日 1934(昭和9)年3月27日(満89歳)
○ 出身地 長野県下伊那郡大鹿村大河原青木
○ 渡 満 1941(昭和16)年6月(満7歳)
父・母・兄・弟・妹に本人を加えた6人で渡満。
○ 入植先 三江省通河県大古洞(黒竜江の支流、松花江の山地側)
○ 引揚げ 1946(昭和21)年10月30日(満12歳)
兄と2人で長野県飯田市へ。
○ その後 愛知県、岐阜県と居住地を変え、
1958(昭和33)年12月、結婚(夫は2018年8月死亡)。
子ども2人。岐阜県揖斐郡池田町在住。
【大古洞下伊那郷開拓団】
下伊那郡町村長会が送出母体となった開拓団。下伊那郡各町村出身者で構成。
独自に分村計画を立てていた4村を除く町村が一体となって開拓団編成にふみきる。
1939(昭和14)年に先遣隊が入植。在籍総人数970人。
ソ連侵攻後、この開拓団のほとんどは現地にとどまり集団生活で冬を越す。
1946(昭和21)年5月頃からハルピンに向けて徒歩で移動。
ハルピンで再び収容所生活を送り、10~11月頃に引き揚げ。
出征者を含む400人以上が死亡。
◆定員 40名
事前予約を受け付けています。
記念館へお電話でお申し込みください。TEL:0265-43-5580