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寄贈品 №36

学校教員、学生、生徒に対する旅客運賃割引証

1940(昭和15)年? 鉄道総局 (南満州鉄道株式会社) 発行

サイズ 13×9.5

教員、学生、生徒への運賃割引証


 

No.35で紹介した小池喜代人さんが佳木斯訓導時代に使っていたと思われる旅客運賃割引証です。この時所属していた佳木斯尋常高等小学校校長先生の職印が押されており、当時日本が支配していた地域(満州・朝鮮・台湾)の各鉄道の乗車運賃が、それぞれの地域によって2割~4割引となりました。

 

裏面には注意事項が記されています。

たとえば、

①割引を受ける場合は所定の身分証明書を携帯し、係員が求める時にはどんな時もこれを掲示しなくてはならない。

②教員は2・3等、学生・生徒は3等切符で片道50㎞以上乗車船する場合に限り使用可、ほか全部で8項目ありました。有効期限は3ヶ月で、その都度更新が必要でした。

 

現在も学割や定期券など、公共交通機関への割引が適用されていますが、当時の満州・朝鮮・台湾でもこうした割引制度が運用されていました。

そう考えてみると、そこに住んでいた人たちの日常生活が、なんとなく身近に感じられてきませんか。